ふるさと応援寄附金のお願い

世界に羽ばたく企業の創始者の中には数々の豊郷町出身の方がおられ、その近江商人の教えには「ものを大切にする」「三方よし」など現在まで、またこの先永遠に語り継ぐことのできる家訓がたくさんがあります。

その偉人の中の一人、本町出身の古川鉄治郎氏は「狭くて老朽化の著しい母校を豊郷村の中央に移築して、 その教育施設を整備し、これによって郷土の教育の振興に貢献するとともに、郷土の人々の百年の平和を図ろうとしている 私が乞う願うことは、この礎上より多くの才能と志のあるすぐれた人たちが続々と世に出て、国家の進歩発展に 寄与するようになっていただくことである。」との想いを描かれ、私財を投げ打って、昭和12年、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の 設計により当時「白亜の教育殿堂」「東洋一の小学校」と称された豊郷小学校を建設されました。

豊郷町ではこの素晴らしい学校と古川鉄治郎氏の想いを後世の人々に残していくため、ふるさと応援寄附金の使い道の一つとして、豊郷小学校旧校舎活用に関する事業を設けております。

豊郷小学校旧校舎の保全、活用等を図るため、その財源を生かし旧校舎の保存整備ならびに管理・運営をしております。どうか皆様には、何卒本趣旨にご理解とご賛同を賜り、特段のご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。