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吉田城跡

朝廷の米の預かり所だった吉田

吉田は鎌倉時代より佐々木秀義の子の吉田巌秀が地頭になって、村名が生まれたと伝えられます。巌秀の子孫の中からは、京都大堰川、高瀬川などの河川開発で 有名な角倉了解以(本姓吉田)もいます。 また室町中期の足利時代、吉田は朝廷 と関係のあった吉田弾正という人が居城していたといわれ、そのためか吉田は朝廷の米の預かり所となっていたと伝わります。 約500年前、時の将軍足利義尚が 近江国守護佐々木六角と戦った時、吉田城主の源四郎は足利に味方して、一番勇ましく戦った愛知武士でした。 江戸の井伊藩時代にはいると、井伊家臣の辻与兵衛になり、辻家の先祖は吉田氏と思われます。 今の岡村本家の酒蔵が並ぶ一角が 「城屋敷」といわれ、南北に30メートル、東西に150メートルの広さの城跡が 残っており、城跡碑が建てられています。

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住所 滋賀県犬上郡豊郷町吉田100
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